鳥月亭
地元河川敷を中心に、季節の野鳥を紹介します。 天体関係の記事はリンクの「ベランダ観測所」に引っ越しました。
撮影機材
 今週末はいろいろあって、鳥見に行けそうにありません。TSN-774を手放し、STM-80HDを購入したのを機会に、主システムを Apo-televid-62 から STM-80HD に変更する事にしましたので、記録しておきます。
 三脚は、従来約900gと超軽量な SLIK Carbon Sprit 640 PRO を使っていましたが、2度も壊れた事があり、主スコープが Apo-televid-62 より重くなるので、信頼性確保のため、以前から所有はしていましたが、やや重いために使っていなかった GITZO G1128 を使うことにしました。
 雲台は BORG[3106]微動雲台のままで変更はありません。バランスプレートは BORG の従来の短いものからロングプレートに変更し、後端にL型金具を固定してヒップサポート兼照準器取り付け台としています。照準器はスコープの左側に見えていますが、カメラと両眼視も一応可能で、かつカメラを取り外しても、スコープ側についているので、使用できます。
 カメラアダプターはスワロ純正のものです。カメラとブラケットは従来と変更なしです。スコープは高級ですが、カメラ周りは手作り間あふれて、アンバランスですね(^^;
 これで総重量は、Apo-televid-62 の時の約3.3kgから4.1kgと、4kgを超えてしまいましたが、まあ大口径となったので、仕方ないですね。 Apo-televid-62 は、予備として保存しておきます。
100219-01
 次にSTM-80HDが欲しくなるきっかけとなったズームアイピースについてですが、私はズームアイピースが好きで、Apo-televid 62 もズームアイピースで使っていますし、TSN-774もズームアイピースを使っていました。これは、眼視の時に役立つのもありますが、Leica も kowa もズームアイピースの高倍率側が、最も倍率が高いアイピースだからです。デジスコで撮影する場合、スコープの倍率を高くし、カメラはワイド端で撮影するのが良いと私は信じてこんでいます。
 しかし、ズームアイピースだと、たまに鳥さんが凄く近くに出た時などに、より広い範囲を写したいと思っても、そう出来ないという問題があります。ズームアイピースの倍率を下げても、あまり広い範囲は写せないのです。
 スペックで見てみましょう。Kowa TE-10Z、Nikon FEP といった国内製最新のズームアイピースは、どちらも倍率 20-60×で、実視界は2.2-1.1度。倍率が1/3になるのに、実視界は2倍にしかならないのです。これは、アイピースの見かけ視界が高倍率側では60度ほどあるのに、低倍率側では40度ほどしかないためです。そして、この見かけ視界の狭さが、デジスコではより問題となります。
 実際に試写してみました。Kowa TE-10Zは手放してしまったので、見かけ視界のスペックは若干狭いようですが、Leica の旧タイプ、16-48倍ズームで、まずは高倍率側48×、カメラはFX-150のワイド端です。28mm広角なので周辺はケラレますが、35mmくらいまでズームすればケラレは消えますし、FX-150は1440万画素機なので、ケラレがなくなるようにトリミングしても1000万画素は確保できますので、十分実用になります。
100219-02
 次は同じ条件で、ズームアイピースの倍率を25倍まで下げてみました。見かけ視界が狭くなるために、見える範囲はあまり広くなりません。その上ケラレが大きくなってしまいます。トリミングすると、450万画素程度になってしまいます。
100219-03
 さらに最低倍率の16倍まで下げてみましたが、見える範囲はあまり広がらず、ケラレはより酷くなってしまいました。
100219-04
 では、今回購入した25-50倍ズームではどうなのでしょうか。スペックでは、実視界2.4-1.55度となっています。Kowa TE-10Z や Nikon FEP は倍率 20-60×で、実視界は2.2-1.1度ですから、低倍率端では、より倍率が高いにもかかわらず、実視界が広くなっています。これは、25倍時の見かけ視界が60度ほどあるためです。
 このズームアイピースで試写してみました。まずは高倍率側の50倍です。ケラレは残っていますが、ここからトリミングしても、1200万画素以上確保できます。
100219-05
 次に低倍率端の25倍。見える範囲は確実に広くなっており、ケラレは増えるものの、それほど酷くは無く、カメラ側を35mm程度にズームすれば消えるでしょうし、このままトリミングしても750万画素は確保できるので、十分実用的です。
100219-06
 という事で、従来のズームアイピースでは、高倍率端以外は実用的ではないのに対して、この新アイピースは、ズーム全域で十分実用になりそうです。同様のアイピースは、私の知る限り、ライカの新型に1種類あるだけです。ただし、ケラレなく写せるからといって、その範囲内で収差がどうなるかは分かりませんので、この点はさらに検証が必要です。

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://chougetsutei.blog82.fc2.com/tb.php/377-498ae47a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ぎん

Author:ぎん
自宅から徒歩でも行ける河川敷を中心に、スコープを担いでの野鳥写真の撮り歩きに嵌っています。写真はクリックで少し大きくなります。更新は原則週末です。

鳥撮りの方針
・撮影のための餌付けはしない
・餌付け中現場での撮影はしない
・なるべく徒歩で、道路をはずれず
・鳥を追いかけるのは、ほどほどに
・珍鳥情報に踊らされない
・マナーを守って、楽しく探鳥



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する